年代別サッカー日本代表　最新ニュース

　日本サッカー協会（JFA）は15日、U−23マリ代表戦（3/22）とU-23ウクライナ代表戦（3/25）に臨むサッカーU-23日本代表メンバーを発表した。その中で最も市場価値が高いのは誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は3月21日時点。

10位：西尾隆矢

生年月日：2001年5月16日（22歳）
市場価値：60万ユーロ（約8400万円）
所属クラブ：セレッソ大阪
2024リーグ戦成績：3試合0得点0アシスト

　西尾隆矢は、セレッソ大阪の下部組織出身で、2020年にトップチーム昇格を果たしたセンターバックだ。プロ2年目の2021シーズンに開幕戦で先発出場してJ1デビューを飾り、そのまま定位置を獲得すると、年末にはA代表にも招集された。この1年で、西尾の市場価値は50万ユーロ（約7000万円）から80万ユーロ（約1億1200万円）まで上昇している。

　続く2022シーズンは、C大阪でキャプテンマークを巻いてプレーすることもあったが、鳥海晃司とのポジション争いもあり、不動のレギュラーというわけではなくなった。出場は前シーズンを下回る24試合で、市場価値は60万ユーロ（約8400万円）まで下がっている。

　西尾は、センターバックとしてはさほど大柄ではなく、身長は180cmだ。それでも、抜群の身体能力で空中戦に競り勝ち、屈強な外国人FWに当たり負けしないフィジカルを持っている。若手DFとしては異例と言えるペースで経験を積んでいるだけに、さらなる進化に期待できそうだ。