「日本の攻撃はもう少し…」
――少し難しいゲームになっていますね。流れを変えたいです。
「バングーナガンデ(佳史扶)、惜しかったですね!」
――そうですね。そして細谷もミドルシュートを狙いましたが、外れました。
「そうですね。オリンピックに行きたかったら、このようなチャレンジを続けないといけないです」
――後半は少しチャンスが増えていますか?
「チャンスは増えてきていると思うけど、決定的なものはまだないですね」
――デュッセルドルフの内野貴史とアルビレックス新潟の小見洋太が入ります。2人とも左サイドですね。小見も武器がある楽しみな選手ですね。
「そうですね。本間至恩と三戸舜介に続きアルビレックスで育ってきた面白いウィンガーです。迫力がある選手です」
――日本はなかなかシュートに持ち込めませんが、マリには簡単にシュートを許してしまっていますね。
「そうですね。大事なファイナルサードでマリの方が仕事をやりやすそうです。日本の攻撃はもう少しスピードアップしないといけないと思います」
――そうですね。マリの方がプレースピードが高いです。日本は先ほどもありましたが、奪ってもスローダウンしてしまうシーンが多い気がします。マリは必ずシュートまでいく。何が違うのでしょうか?
「プレースピードも高いし、技術も高いですね。そして判断力も良い。全然詳しくなかったけど、いいチームです。理由は1つだけじゃないと思いますが、マリの選手はリスクを冒すことを怖がっていない。日本の選手は比較的固いです」
――たしかに、日本のほうが消極的に見えますね。もっと思い切りよくできるといいですが…
「その通りです。『プラン通り』じゃなくて『その場で必要』なプレーを見せてほしいです」
――川﨑と藤尾→佐藤恵允と藤田が入ります。今日の川﨑はどうでしたか?
「すべてが悪かったわけではないけど、いつものようなプレーができなかったと思います」