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一筋じゃなくても…。クラブの“象徴”となった名手10人。サッカーファンから愛されるバンディエラたち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 下部組織からクラブ一筋で、トップチームに昇格してそのクラブでプレーを続ける選手もいれば、育ったクラブを離れて移籍先でバンディエラとして愛された選手も多く存在する。今回は、実はクラブ一筋ではない意外な経歴を持ちながら、現在や過去にバンディエラとして愛されている10人の選手を紹介する。※過去の記事を再編集し掲載


DF:セルヒオ・ラモス(元スペイン代表)

レアル・マドリード時代のセルヒオ・ラモス
【写真:Getty Images】

生年月日:1986年3月30日(37歳)
所属歴:ユース/セビージャ(〜2003年)
プロキャリア/セビージャ(2003〜05年、2023年〜)、レアル・マドリード(2005〜21年)、パリ・サンジェルマン(2021〜23年)

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 レアル・マドリード、スペイン代表で数々のタイトルを獲得したセルヒオ・ラモス。世界最高のDFの一人で、レアルの象徴的存在であった。しかし、実は生まれも育ちもセビージャでありレアルの生え抜き選手ではない。幼少期からセビージャの下部組織で育ち、トップチームに昇格してプロデビューも果たしている。2005年にレアルに加入するまでの2年間セビージャでプレーした。

 レアルでは5度のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)とリーグ優勝を誇り、輝かしい成績を収めてきたが、2021年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)に移籍。その後、2年でクラブを離れ、昨年9月に18年ぶりのセビージャ復帰となった。スペイン代表は昨年2月に引退したが、並外れたフィジカルとディフェンス力は今も健在で、セビージャを牽引している。

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