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【写真:Getty Images】
半年ぶりのゴールを決めた上田
エールディヴィジ第26節、へーレンフェーン対フェイエノールトの試合が現地時間17日に行われた。サッカー日本代表FW上田綺世が所属するフェイエノールトは、3-2で勝利している。オランダメディア『SoccerNews』は、逆転弾を決めた上田について語ったアルネ・スロット監督のコメントを報じている。
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ベンチスタートだった上田は、2-2で迎えた75分にFWサンティアゴ・ヒメネスと交代でピッチに立った。すると、88分、相手チームのペナルティエリア手前でプレーが再開すると、上田が激しいプレスでプレッシャーをかける。
上田のプレスに焦った相手DFは、慌ててGKにバックパスを試みるも、自分の足に当ててしまう痛恨のミスを犯してしまう。これを見逃さなかった上田はこぼれ球を拾い、GKとの一対一を冷静に流し込んで貴重な逆転弾を決めた。試合はそのままフェイエノールトが3-2で勝利をおさめている。同メディアは、フェイエノールトを率いるスロット監督が上田について語ったコメントを次のように報じた。
「かなり長い間、(点を取れず)苦しんでいた。第一に、ストライカーであれば誰でも重要な瞬間にゴールを決めたいと思うものだ。彼は何度も得点に非常に近づいていた」
上田は、昨夏にクラブ史上最高額の移籍金1000万ユーロ(約14億円)でフェイエノールトに移籍した。しかし、昨年9月に行われた第4節のユトレヒト戦以来、半年以上ゴールを決めることができず苦しい状況が続いていた。
スロット監督は、ゴールがなかなか決まらなかった期間も、「上田は決して努力を欠かさなかった」と強調した上で、「遅かれ早かれ、努力は必ず報われる。彼は今日それを経験した。そして今日のゴールがこれからさらに多くのことの始まりになることを願っている」と、上田を高く評価するコメントを送っている。
また、「次回彼が出場するときは、サポーターは彼をあたたかく受け入れてほしい」と、プレッシャーに苦しむ上田をサポートするように異例の呼びかけも行っていた。
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