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「受け身になった」4失点の浦和レッズ
明治安田J1リーグ第4節、湘南ベルマーレ対浦和レッズが17日に行われ、4-4の引き分けに終わった。昨季の浦和は失点数リーグ最少(27失点)の堅守を武器にしたチームだったが、今季は4試合で7失点を喫している。ペア・マティアス・ヘグモ監督が就任したチームに、いったい何が起きているのだろうか。
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立ち上がりの15分~20分が浦和ペースだった。湘南の山口智監督が「立ち上がりは非常に苦労した守備になってしまった」と話せば、浦和のヘグモ監督も「立ち上がりの20分は素晴らしかった」と自軍を称えた。その言葉通り、浦和は11分に先制する。GK西川周作を交えたビルドアップで湘南のプレス網をかいくぐり、右サイドから崩して最後は興梠慎三が押し込む形だった。
ただ、先制した浦和は主導権を湘南に明け渡してしまった。湘南はプレッシングを修正し、立ち位置と人への付き方を見直したことで、いい位置でボールを奪って攻撃につなげることができるようになった。
ヘグモ監督が「プレスをかけないといけない場面で受け身になった」と振り返るように、浦和は自陣に押し込まれる時間が長くなってしまった。湘南は23分に右サイドを崩してルキアンがゴールに押し込み、32分には左サイドの深い位置に侵入し、最後は田中聡のパスを受けた鈴木章斗がゴールに押し込んだ。さらに後半開始早々の46分には浦和のミスを突いた鈴木章斗が豪快なミドルシュートを沈め、湘南は3-1とリードを奪った。
このとき、浦和に何が起きていたのか。ヘグモ監督は押し込まれた原因を次のように指摘する。