4位：板倉滉

生年月日：1997年1月27日
市場価値：1500万ユーロ（約21億円）
所属クラブ：ボルシア・メンヒェングラートバッハ（ドイツ）
23/24リーグ戦成績：11試合2得点0アシスト

　市場価値1500万ユーロ（約21億円）でランキングの4位につけているのは、日本代表のセンターバックとして定位置を掴んでいる板倉滉だ。

　板倉は2019年1月にマンチェスター・シティに移籍して活躍の場をヨーロッパへ移した。以降、フローニンゲン、シャルケ、ボルシア・メンヒェングラートバッハと各所属クラブで主力としてプレーし続け、市場価値を自己最高額となる現在の価格まで着実に高めてきた。

　板倉は対人能力の高さもさることながら足元の技術にも優れているDFだ。ビルドアップ能力の高さも持ち味で、日本代表においてもボール保持時に攻撃の起点として重要な役割を果たす。

　AFCアジアカップ2023準々決勝のイラン代表戦では不安定なプレーに終始し、土壇場でのPK献上と板倉自身も悔しさを滲ませる結果に終わってしまった。しかし大会を終えてクラブに戻ってからは本来の安定したプレーを取り戻している。負傷の影響により冨安健洋が招集されていない今回のメンバーの中では、ディフェンスリーダーとしてより大きな働きを求められることになるだろう。