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スペック最強は誰だ!? サッカー日本代表、最新メンバー能力値ランキング1〜10位。久保建英、遠藤航…トップは?

シリーズ:日本代表能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

9位:上田綺世(フェイエノールト/オランダ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1998年8月29日
市場価値:900万ユーロ(約12.6億円)
23/24リーグ戦成績:17試合1得点0アシスト
日本代表通算成績:24試合11得点0アシスト

 上田綺世はAFCアジアカップ2023で4ゴールを決める活躍を披露したことで、ストライカーのポジション争いで完全に一歩前へと出た。所属するフェイエノールトでは未だ1ゴールと苦しんでいるが、彼の決定力は日本代表にとって重要な武器となっている。

 上田のストロングポイントは、彼の能力値で上位2つとなった「フィジカル」を全面に押し出した「攻撃力」だ。日本人離れの跳躍力を活かした高い打点からのヘディングシュートや強引に前へと持ち出してのフィニッシュなど、相手DFを物ともせずにゴールを決めきる能力の持ち主である。ボックス内での強さは現日本代表の選手で間違いなくトップだろう。

 一方で「スキル」は「67.4」とやや低い能力値となった。アバウトなロングボールであっても自慢の「フィジカル」で競り勝つことができるが、その後の繋ぎの部分での連係ミスやパスミスが目立つこともある。いわゆるポストプレイヤーと呼ばれる選手のスタイルではない。これがフェイエノールトで苦戦する理由の一つであり、ストライカーとしてプレーの幅を広げるためにも改善したいところだ。

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