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スペック最強は誰だ!? サッカー日本代表、最新メンバー能力値ランキング1〜10位。久保建英、遠藤航…トップは?

シリーズ:日本代表能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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 北朝鮮代表とのFIFAワールドカップ26アジア2次予選に臨むサッカー日本代表のメンバーが14日に発表された。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化するのは極めて困難であることを承知の上で、今季のスタッツを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。ここでは日本代表メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。(成績、市場価値は『transfermarkt』を参照。発表時のメンバーが対象)


10位:田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ)


【写真:Getty Images】

生年月日:1998年9月10日
市場価値:250万ユーロ(約3.5億円)
23/24リーグ戦成績:15試合6得点4アシスト
日本代表通算成績:25試合7得点1アシスト

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 AFCアジアカップ2023のメンバーから”まさかの落選”となった田中碧が復帰を果たした。それまではほぼ毎試合に絡むなど日本代表の主力としてプレーしており、昨年11月に行われたトルコ代表戦では初めてゲームキャプテンを任されていた。

 田中は川崎フロンターレの出身ということもあり、「スキル」や「IQ」などの技術や戦術理解力が高く、それは能力値にも表れている。どちらも「77.8」と「74.7」と彼の中では上位2つの能力となっている。また、所属するデュッセルドルフで15試合6得点4アシスト、日本代表でも通算25試合7得点1アシストとMFというポジションにも関わらず多くの得点に絡めるのも魅力で、「攻撃力」も高く評価されていた。

 一方で課題を上げるとすれば「フィジカル」と「守備力」だろうか。現在[4-2-3-1]を主戦場に戦っている日本代表で田中のライバルとなるのが遠藤航と守田英正の両名である。彼らと比較をするといずれの能力も劣っており、ダブルボランチで構えた際に守備面で脆さが出てしまうこともある。田中の特徴を生かすためには、本職のインサイドハーフでの起用となる[4-3-3]のシステムで戦うことがベストな形になるだろうが、森保一監督がこのフォーメーションを試すかどうかは不透明だ。

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