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なんでダメだった? サッカー日本代表で輝けなかった名手6人。まるでクラブとは別人だった男たち

シリーズ:日本代表で輝けなかった歴代日本人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:本山雅志

【写真:Getty Images】


生年月日:1979年6月20日
日本代表成績:28試合0得点5アシスト

 本山雅志は、東福岡高校時代から注目されていた選手で、3年生のときにはインターハイ、全日本ユース選手権、高校サッカー選手権大会の3冠を達成した。特に、中田浩二を擁した帝京高校との選手権決勝はいまでも語り継がれている伝説のゲームだ。

 多くのクラブが関心を示す中で1998年に鹿島アントラーズでプロキャリアを始めた本山は、1年目にほとんど出番がなかったものの、次第に存在感を強め、3年目の2000シーズンはリーグ戦で6得点を記録し、2002シーズンからは鹿島の背番号10を付けることに。キレのあるドリブルを武器に、日本を代表する選手の1人として輝きを放った。

 しかし、日本代表ではほとんどインパクトを残せなかったと言える。2000年にA代表デビューを果たした本山だが、2002年の日韓ワールドカップではメンバーに入れず。その後ジーコ体制となって迎えた2004年のAFCアジアカップでは主に途中出場で起用されたもののアピールはできず、代表定着には至らなかった。そして、2006年のドイツワールドカップでもメンバー入りを逃している。

 結局、本山は代表戦28試合に出場して、得点なしに終わった。

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