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希望しかない! 欧州でプレーする10代の日本人選手(2)高校卒業→世界へ! 早くも2軍から昇格した点取り屋

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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現在はサッカー日本代表の大半を欧州組が占めており、欧州クラブでプレーする選手たちの経歴は十人十色だ。Jリーグで実績を残して海を渡る選手もいれば、高校から直接移籍する選手や、海外で生まれ育った選手もいる。今回は、海外でプレーする10代の選手をピックアップし、これまでの経歴や現状を紹介する。


FW:福田師王

ボルシア・メンヒェングラートバッハFW福田師王
【写真:Getty Images】

生年月日:2004年4月8日(19歳)
所属クラブ:ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ドイツ)

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 高校サッカーから世界へ。2022年の全国高校サッカー選手権で輝きを放った福田師王はJリーグを経由せずに、昨年の1月にドイツのボルシア・メンヒェングラートバッハへと移籍。そして今冬にトップチーム昇格を果たした。

 このトップチーム昇格はチェコ代表FWトマーシュ・チュワンチャーラら前線の選手に怪我人が続出した影響もあったが、福田がセカンドチームで結果を出していたからこその抜擢だった。第19節レバークーゼン戦でデビューを飾ると、続くバイエルン・ミュンヘン戦にも出場。3試合目のライプツィヒ戦では得意のヘディングから初シュートを放った。

 身長178cmと決して大柄な体格とは言えないが、クロスの落下地点に入るのが上手く、打点の高いヘディングシュートを得意としている。ライプツィヒ戦のシュートは、まさに彼の真骨頂が現れた場面だった。トップチームには板倉滉がいることから馴染むのも早く、ジェラルド・セオアネ監督もオプションの一つとして計算している。まずはブンデスリーガ初ゴールを目指して、チャンスをモノにしていきたいところだ。

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【了】

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