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明治安田Jリーグの2024シーズンが開幕した。今季も予想外の選手が大ブレイクを果たし、私たちに驚きと興奮をもたらしてくれるだろう。多額の移籍金を残して海外クラブへステップアップする逸材が現れるかもしれない。そこで今回はJリーグから海外へ移籍を果たした選手の中で、その移籍金が高額だった選手をランキング形式で紹介する。※移籍に関する情報やスタッツは『Transfermarkt』を参照。順位が並んだ場合は同サイトの表示順位に準拠。
2位:レアンドロ(ブラジル)
【写真:Getty Images】
生年月日:1985年2月12日
移籍:ガンバ大阪→アル・サッド(カタール)
移籍日: 2009年8月27日
移籍金:750万ユーロ(約10.5億円)
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多くのJクラブでプレーした助っ人外国人FWレアンドロ(レアンドロ・モンテーラ・ダ・シルバ)は、歴代2位となる高額な移籍金でJリーグから海外へ渡った。
母国の名門コリンチャンスの下部組織で育ったブラジル人は、2005年にナシオナルAC(ブラジル)から大宮アルディージャに期限付き移籍で加入した。大宮での出場機会は限定的だったものの、同クラブ退団後に期限付き移籍したモンテディオ山形、やヴィッセル神戸では安定した出場機会を得て得点を量産した。その活躍もあって2009年にガンバ大阪への完全移籍が決まっている。
そのガンバ大阪で迎えた2009シーズン、レアンドロはスタートから圧倒的なパフォーマンスを披露する。開幕節、第2節と連続でゴールを奪って勝利に貢献すると、4月に行われたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)スリウィジャヤ戦から5月のリーグ第11節柏レイソル戦まで公式戦9試合連続でゴールを挙げるという凄まじい記録を打ち立てた。この記録は現在もなおG大阪のクラブレコードとなっている。そして、シーズン途中の2009年8月にJリーグからカタール・スターズリーグに所属するアル・サッドへ活躍の場を移すことがクラブから発表された。その移籍金は750万ユーロ(約10.5億円)とされている。
2012年に期限付き移籍で古巣G大阪へ復帰した。一度アル・サッドへレンタルバックしたものの、2014年に柏へ完全移籍。その後はヴィッセル神戸、東京ヴェルディとJクラブを渡り歩き、2020年11月にスパイクを脱いでいる。
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