アジアサッカー・AFCチャンピオンズリーグ(ACL) 最新ニュース
【写真:Getty Images】
A・ロペスが数的不利の状況でスーパーボレー!
【横浜FM 1-0 山東泰山】
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝・2ndレグが13日に行われ、横浜F・マリノスが山東泰山と対戦した。この試合にマリノスは1-0で勝利し、2戦合計3-1で準決勝進出を決めた。
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マリノスは6日にアウェイの地で行われた第1戦に2-1で勝利しており、この試合を有利な状況で始める。立ち上がり5分の段階では、ホームチームが相手陣地内でボールを回す時間が続いた。ヤン・マテウスやアンデルソン・ロペスが前線で起点となり、ペナルティエリア付近まで迫るシーンをいくつか見せた。
対する山東はシンプルな戦い方だ。ロングボールやカウンターを主軸に、マリノス陣地に攻撃を仕掛ける。20分前後の時間帯は徐々に山東にもリズムが生まれ、カウンターからミドルシュートまで繋げる場面が見られた。
前半はマリノスが支配率で62%とリードしたが、数字ほど優位に立っていない。マリノスのシュート数9本(枠内4本)に対し、山東はシュートを7本(枠内2本)放っている。フィニッシュまでの形で比較するとほぼ互角だった。43分にはヤン・マテウスが負傷交代するトラブルもあり、マリノスは悪い流れでハーフタイムを迎えた。
すると後半開始早々、左サイドバックの永戸勝也がこの日2枚目のイエローカードをもらい、退場処分を受ける。マリノスは残りの40分以上を10人で戦わなければならず、指揮官のハリー・キューウェル監督は対策としてMFの山根陸とDFの渡邊泰基を投入した。
マリノスが耐え忍ぶ時間が続くかと思われたが、A・ロペスの個人技などで複数回にわたり山東ゴールを強襲。以降も宮市亮とA・ロペスが前線に残り、攻撃のチャンスに備えた。
そして75分、ひとり少ない状況でもチャンスを作り続けたA・ロペスがこの試合のファーストゴールを挙げる。右サイドでボールを受けた宮市が味方の上がりを待ってキープ。すると山根が相手陣地のポケットまで駆け上がり、ゴール前へクロスを上げる。中で待っていたA・ロペスがアウトサイドであわせ、会心のボレーシュートを決めた。
83分には山東の高准翼にレッドカードが出され、選手数が同数に。試合はそのまま終了し、マリノスが1点を守り切って勝利した。ACL制覇まで、あとふたつ。次戦の相手は昨シーズンのKリーグ王者・蔚山HDFCだ。
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