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絶対に呼ぶべき!? サッカー日本代表に推薦したい選手6人。欧州、Jリーグで結果を残す男たち

シリーズ:日本代表に推薦したい選手 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:小川航基(おがわ・こうき)

NECナイメヘンに所属する小川航基
【写真:Getty Images】


生年月日:1997年8月8日(26歳)
所属クラブ:NECナイメヘン(オランダ)
23/24リーグ戦成績:23試合8得点1アシスト

 桐光学園時代に高校No.1ストライカーと称された小川航基だが、プロ入り後しばらくは大怪我の影響もあり、期待通りのインパクトを残せずにいた。それでも、2022シーズンに横浜FCに完全移籍すると長い眠りから目を覚まし、リーグ戦26得点をマークしてチームのJ1昇格に貢献。得点王だけでなく、J2ベストイレブンと最優秀選手賞も受賞するなど、個人賞を総なめとした。

 そして昨夏、小川は満を持してヨーロッパに移籍。開幕2連発とこれ以上ないスタートを切ると、その後もコンスタントに結果を残し、ここまで欧州日本人では古橋亨梧に次いで2位となるリーグ戦8得点をマークしている。また、国内カップ戦でも4戦4発と大暴れしており、欧州1年目ながら早くも公式戦2桁ゴール超えを達成。同大会では現時点で得点ランキング3位タイにつけていて、決勝・フェイエノールト戦の結果次第で得点王に輝く可能性もある。

 小川の特徴はなんと言っても186cmの長身だ。今季リーグ戦で奪った8得点のうち、実に4得点がヘディングによるもので、欧州の地でもその高さを活かしたプレーは大きな脅威となっている。もちろん、豊富なシュートパターンや鋭いゴールへの嗅覚、泥臭く前に向かう姿勢なども際立っており、DFにとっては抑えづらい悩みの種といったところ。明らかに自信をつけているようだ。

 現日本代表のエースはAFCアジアカップカタール2023でも結果を残した上田綺世だが、所属クラブでの好調ぶりを考えると、日の丸のユニフォームを着るに相応しいのは小川と言えるだろう。2019年のEAFF E-1サッカー選手権以来となる招集へ期待感は高まっている。

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