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1993年に開幕したJリーグでは、数多くの外国人選手がプレーしてきた。見事な活躍をしてクラブの目標達成や発展に貢献した助っ人がいるが、期待に応えられず、ほとんどピッチに立つことなく日本を去った選手も少なくない。今回は、浦和レッズで活躍できなかった外国籍選手を紹介する。※成績は浦和レッズ在籍時のもの。
MF:ウーベ・ラーン(元西ドイツ代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1962年5月21日
在籍期間:1993年7月~1994年7月
Jリーグ成績:7試合1得点
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ウーベ・ラーンは、18歳だった1980年にボルシア・メンヒェングラートバッハでプロデビューを飾り、1984年に西ドイツ代表デビューを果たした。1986/87シーズンはブンデスリーガ得点王になるなど活躍し、Jリーグが発足した1993年に浦和レッズに加入している。
FW、MF、DFとあらゆるポジションをこなせるラーンは、浦和で主に攻撃的MFを務めたが、Jリーグデビュー戦となった9月のヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)戦は0-6で大敗。2戦目の名古屋グランパス戦も0-5という結果で、悲惨なスタートとなった。続くジェフ市原(ジェフユナイテッド千葉)戦ではPKを決めて初得点を挙げたものの、なかなか勢いに乗ることはできず。その後はセンターバックでもプレーしたが、下位に低迷するチームを劇的に改善することはできなかった。
浦和は1994年にギド・ブッフバルトらが加入した。これに伴って外国人枠の関係もあってラーンの出場機会は激減し、夏に退団が決まった。
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