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忠誠心が半端ない! Jリーガー、同一クラブ在籍年数ランキング2位。19年目で初タイトル! 九州クラブを支えるキング

シリーズ:クラブ在籍年数ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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国内外の移籍市場が活発になった現代サッカー。しかしその中でもワンクラブマンとしてクラブに忠誠を誓う選手がいる。今回はデータサイト『transfermarkt』から現役Jリーグ選手の同一クラブ在籍年数ランキングを紹介する。※現所属クラブでの在籍期間を扱う。在籍年数、成績は2月20日時点。



2位:城後寿

getty

【写真:Getty Images】

生年月日:1986年4月16日
所属クラブ:アビスパ福岡
在籍年数:19年19日
Jリーグ通算成績:487試合出場83得点37アシスト

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 アビスパ福岡に19年在籍するFW城後寿が、同一クラブ在籍年数ランキングで2位にランクインした。城後は2005年冬に国見高校から当時J2を戦っていた福岡に加入した。現在に至るまで城後は同クラブでプレーし続けている。

 ルーキーイヤーの2005シーズンの出場は天皇杯の2試合のみであったが、福岡がJ1に昇格した2006シーズンに出場機会を増やし、同シーズンを25試合4ゴール1アシストの成績で終える。この当時より複数のポジションをこなす万能性を発揮しながらクラブを支え続け、現在はJリーグ通算487試合出場83得点37アシストのスタッツを残している。

 城後は長いキャリアの中で印象的なゴールをいくつも生み出してきた。その中で今でもファンの記憶に強く残っているのが、2010シーズン第25節ジェフユナイテッド千葉戦において雷雨の中で決めた勝ち越し弾だ。J1昇格に向けてはずみをつけたこのゴールは城後のキャリアを象徴するものとなっている。

 城後はこれまで3度の降格を経験するも福岡に残り続け、クラブを4度の昇格に導いている。クラブとともに決して平坦ではない道を歩き続け、2023シーズンにとうとうJリーグYBCルヴァンカップで優勝して悲願のタイトルを獲得した。その時の城後の感極まった姿はまだ記憶に新しい。

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【了】

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