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1993年の発足以来、Jリーグでは様々な外国人監督が指揮を執ってきた。30年という長い歴史の中で輝かしい実績を残した者もいれば、水が合わずに短期間で職を追われた者もいる。ここでは、多くのファン・サポーターをガッカリさせた外国人監督を紹介する。
ミルトン・メンデス
【写真:Getty Images】
ミルトン・メンデス(柏レイソル/ブラジル)
生年月日:1965年4月25日(当時50歳)
在籍期間:2016年~同3月
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今や日本代表に不可欠なサイドアタッカーとなった伊東純也だが、2016年の開幕当初は右サイドバックを務めていた。アタッカーの彼を最終ラインに配置したのが、ミルトン・メンデス氏だった。欧州指導者ライセンスで最高レベルの「UEFAプロ」を持つということで注目されたが、わずか3試合で監督職を解かれることとなった。
連敗を喫し、第3節で初の勝ち点を掴んだ直後に監督辞任が発表された。辞任の理由に「家族の健康上の理由」を挙げており、成績不振による解任ではないとされている。チームはその後、下平隆宏監督体制となり、抜擢された若手が活躍した。伊東も攻撃の中心として柏をけん引。2017年に日本代表に初招集され、現在はヨーロッパへ活躍の舞台を移している。
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