FW:チェ・ソングク(元韓国代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1983年2月8日
在籍期間:2005年1月~同年7月
Jリーグ成績:8試合0ゴール
将来を嘱望された韓国のヤングスターのキャリアは、柏レイソル加入を機に転落していった。
韓国出身のFWチェ・ソングクは、「リトルマラドーナ」と称されるそのプレースタイルで若い頃から国内で脚光を浴びていた。背番号10を背負いアテネ五輪に出場するなど、韓国サッカー界の未来のスター選手として大きな期待を受けていた。
レイソルにレンタル移籍となったのは2005年のことだ。当時日本代表だった玉田圭司との2トップでの共演も期待されたが、リーグ戦8試合で1得点も挙げることができなかった。J1最後の出場は5月4日大宮アルディージャ戦で、早い段階で見切りをつけられている。結局ソングクはレイソルで何も結果を残せないまま、同年7月にレンタル元の蔚山現代へと復帰してしまった。
そんな同選手のキャリアは突如として終わることになる。2011年Kリーグの八百長に加担したとしてKリーグからの永久追放処分が下ったのだ。翌年には全世界のリーグでプレー禁止の処分となり、ソングクは29歳の若さで現役生活を終えた。