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最大の暴落は? 日本人選手、市場価値ダウン額ランキング1〜10位。評価を落としてしまったのは?【2024年最新版】

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

8位:シュミット・ダニエル(ヘント/ベルギー)


【写真:Getty Images】


生年月日:1992年2月3日
市場価値の変動: 150万ユーロ(約2.1億円)→120万ユーロ(約1.68億円)
市場価値の減少額:30万ユーロ(約4200万円/-20.0 %)
22/23リーグ戦成績: 31試合(クリーンシート8回) ※シント=トロイデン(ベルギー)在籍時

 日本代表GKシュミット・ダニエルは、市場価値が30万ユーロ(約4200万円)減少した。

 2019年夏にシント=トロイデン(ベルギー)へのステップアップを果たしたシュミットは、19/20シーズン開幕戦こそベンチを温めたが、第2節クラブ・ブルージュ戦で移籍後初先発出場。試合は0-6の大敗を喫するほろ苦いデビュー戦となったが、しっかりと指揮官の信頼を掴んで正GKの座を射止めた。最終的にシュミットは5シーズンにわたってデ・カーナーリス(クラブの愛称)のゴールを守り、35回のクリーンシートを達成している。

 そんなシュミットは、昨夏にメス(フランス)へのステップアップの話が進んでいた。しかしデッドラインデーになって交渉が破断に。ベルギーメディア『HBvL』によれば、メスが医学的な問題で日本代表GKの移籍を拒否したという。クラブはその夏の移籍市場でシュミットの後釜としてGK鈴木彩艶を補強しており、同選手は出場機会を失った。

 市場価値が大きく下落したことは、不運が重なってベンチ外の日々が続いたことが原因だろう。現在はヘントで正GKを任され、充実した時間を過ごしている。

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