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なぜ獲ったの…。浦和レッズ、謎すぎた歴代外国人選手6人。問題児、ホームシック…理由は様々

シリーズ:謎すぎた歴代外国人選手 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:ブランコ・イリッチ(元スロベニア代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:1983年2月6日
在籍期間:2016年1月〜2017年2月
Jリーグ通算成績:0試合0得点

 2016年1月に浦和レッズに加入したブランコ・イリッチは、ファンであってもプレーを記憶している人はほとんどいないだろう。1年間の在籍でJリーグの出場はゼロ、カップ戦を含めても1試合のみの出場だった。

 スロベニア人のイリッチは、2004年から2007年にかけて在籍したドムジャレで評価を高めると、スペインのベティスに加入した。その後複数クラブを渡り歩き、32歳となった2015年にはカザフスタンのアスタナでUEFAチャンピオンズリーグ(CL)デビューを果たし、2016年に浦和にやってきた。

 イリッチはセンターバックを軸に、サイドバックやボランチでもプレーできる守備のユーティリティー・プレーヤーとして期待されていた。しかし、5月に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)・グループステージ最終節の浦項スティーラースが唯一の出場というさみしい結果に終わっている。

 イリッチは浦和退団が決まった際、「残念ながら、来日してからケガをしてしまい、なかなかうまくいかず、みなさんにもご迷惑をおかけしてしまいました」とクラブ公式サイトでコメントを残しており、本人にとっても不本意な1年だったことは明らかだ。

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