3位:山田拓巳
【写真:Getty Images】
生年月日:1989年11月25日
所属クラブ:モンテディオ山形
在籍年数:16年30日
3位にはモンテディオ山形のDF山田拓巳がランクインした。中盤の選手として市立船橋高校のインターハイ優勝の一員となった山田拓巳は、2008年に鳴り物入りでモンテディオ山形に加入した。以来、一度も山形を離れずプレーしている生粋のバンディエラである。
クラブ加入当初はリーグ戦での出場機会が得られず、カップ戦中心の出場となった。しかし、プロ6年目となる2013年になると右SBのレギュラーを確保し、リーグ戦33試合の出場で5アシストをマークした。翌年も33試合に出場し山形のJ1昇格に貢献している。
再びJ2に降格した2016年シーズンから、山田はさまざまなポジションで起用されていくことになる。本来のポジションである右SBに加え、右MF、左SBの位置でプレーし38試合3ゴール4アシストを記録した。翌年からは左MFの位置でも起用されるようになり、いずれのポジションでも豊富なスタミナと献身的なプレーでサイド攻撃を活性化させていった。
これまでのチームへの貢献を評価され、山田は2018年からチームキャプテンを任されている。昨季5位と、J1まであと一歩だった山形。その主将として、2015年以来のJ1復帰へかける思いは人一倍だろう。