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忠誠心が半端ない! J2選手、同一クラブ在籍年数ランキング1〜10位。今は希少? 理想のワンクラブマン

シリーズ:クラブ在籍年数ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

6位:伊佐耕平

伊佐耕平

【写真:Getty Images】


生年月日:1991年11月23日
所属クラブ:大分トリニータ
在籍年数:10年30日

 同一クラブ在籍年数ランキング6位は大分トリニータのFW伊佐耕平だ。大阪体育大学を経て大分に加入した伊佐は、その後一度も移籍することなく、大分に忠誠を誓っている。

 プロ初年度の2014年シーズンはリーグ戦15試合出場、翌年も出場機会を伸ばし30試合に出場と、着実にステップアップを果たした。2017年には出場した39試合のうち途中出場が24試合と、スーパーサブ的役割で9ゴールをマーク。翌2018年も出場34試合の大半が途中出場の中で4ゴール7アシストと、J1に昇格したチームの原動力となった。

 2021年、伊佐は大分に自らのサッカー人生を捧げる決断をした。この年、彼は背番号を13番へと変更。この背番号は元日本代表でもあり「ミスター・トリニータ」と称された高松大樹が背負っていた番号で、引退後は空き番となっていた。「13番」の重さは十分認識しているはずだが、それでもその番号を選んだところに伊佐の覚悟をみる。

 昨季もチームの大黒柱として37試合に出場し4ゴールを挙げた。2代目「ミスター・トリニータ」として、大分をもう一度J1の舞台へ押し上げたい。

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