9位:黒木晃平
【写真:Getty Images】
生年月日:1989年7月31日
所属クラブ:ロアッソ熊本
在籍年数:9年30日
9位にはロアッソ熊本のDF黒木晃平がランクインした。大津高校出身の黒木は佐賀大学へ進学。在学中にサガン鳥栖特別指定選手に登録され、2010シーズンにリーグ戦7試合出場、翌年は12試合出場と、ボランチの位置である程度の出場機会を得ていた。しかし、大学卒業とともに鳥栖に正式加入となった2014年は、鳥栖がJ1に昇格したシーズンということもあって、3試合の出場にとどまった。
ロアッソ熊本へのレンタル移籍が決まったのはその年のシーズンオフだ。加入後2年間はボランチの起用が主だったが、完全移籍となった2015シーズンに左SBへコンバートされると出場機会が激増。シーズン35試合出場とブレイクの年となった。翌年からは右SBのポジションでもプレーし、その後も左右のSB、WBで豊富な運動量を見せ存在感を発揮し続けてきた。
黒木は2021年からCBにも挑戦し、一昨年は41試合、昨季は全42試合出場と熊本の屋台骨を支えている。34歳となる今季もそのプレーの強度は健在。熊本のタフネスは、今シーズンも熱いプレーで最終ラインを盛り立てていくことだろう。