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J2リーグ最高額は誰だ!? サッカー選手市場価値ランキング11〜20位。昇格の鍵を握るのは?【2024年最新版】

シリーズ:Jリーガー市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

17位:増山朝陽(V・ファーレン長崎)

長崎の増山朝陽
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年1月29日
市場価値:60万ユーロ(約8400万円)
2023リーグ戦成績:38試合3得点4アシスト

 市場価値60万ユーロ(約8400万円)で17位にランクインしたのは、V・ファーレン長崎に所属するMF増山朝陽だ。増山は2023年冬に加入した長崎での活躍によって、シーズン開幕前は35万ユーロ(約4900万円)だった市場価値を急上昇させた。

 長崎で定位置を掴み、現在も市場価値が上昇中の増山であるが、プロキャリアをスタートさせたヴィッセル神戸では6年の在籍期間でリーグ戦の出場が45試合とプレー機会に恵まれなかった。2020シーズンに期限付き移籍したアビスパ福岡でリーグ戦36試合出場5ゴール1アシストを記録して市場価値を30万ユーロ(4200万円)まで伸ばすが、以降は昨季の活躍まで金額に大きな変動は無かった。

 長崎では、両サイドバックに右サイドハーフと複数ポジションで起用されるユーティリティ性を発揮し、強靭なフィジカルとスタミナを活かしてハードワークを繰り返した。守備面のみならず縦への突破力や精度の高いキックも魅力で、長崎を攻守両面で支えるキーマンになっている。評価上昇中の苦労人は長崎を悲願のJ1昇格へ導き、今季も自らの価値を示すことができるか。

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