19位:弓場将輝(大分トリニータ)
【写真:Getty Images】
生年月日:2002年5月13日
市場価値:60万ユーロ(約8400万円)
2023リーグ戦成績:37試合4得点0アシスト
大分トリニータのMF弓場将輝が市場価値60万ユーロ(約8400万円)で19位にランクインしている。大分の育成組織出身の弓場は2021年にトップチーム昇格を果たし、現在は主力として定位置を掴み価値を高め続けている。
プロ1年目となる2021シーズンはリーグ戦で出場機会を得ることができず、市場価値も5万ユーロ(約700万円)で推移したが、翌2022シーズンは第12節・栃木SC戦でJリーグデビューを果たして以降スタメンとして出場するようになり、評価額も上昇に転じていくこととなる。
弓場は優れたボール奪取能力を活かして相手の攻撃の芽を摘み、精度の高いパスを供給して味方の攻守をつなぐ役割を担う。2023シーズンは積極的な攻撃参加も見せ、37試合出場4ゴールでフィニッシュした。今やJ2を代表する若手注目株のボランチに成長している。
昨季から右肩上がりに市場価値を上昇させている弓場はまだまだ金額を伸ばしていくことが予想される。J1昇格に向けて、21歳ながらクラブ最高額の市場価値を持つ生え抜き選手に対してクラブがかける期待は大きい。