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2月24日に行われた明治安田J1リーグ第1節で、FC町田ゼルビアはガンバ大阪と1-1で引き分けた。J1初挑戦の町田は先制に成功したが、試合終盤に追いつかれて勝利を逃した。J1でやれる手応えと課題の両方を持ち帰り、名古屋グランパスとの次戦に臨む。(取材・文:ショーン・キャロル)
ガンバ大阪を苦しめたFC町田ゼルビア
昨シーズン、J2タイトルへ突き進んだ町田ゼルビアは、すぐにトップリーグでの成績を収めることを目指してパワーアップしたチームとともに初のJ1シーズン開幕を迎え、ガンバ大阪との開幕戦に臨んだ。
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黒田剛率いるチームは、町田GIONスタジアムで立ち上がりから攻勢を強めてガンバを追い込んだ。彼らの唯一のゴールは相手にとってはやや不運ともいえるPKによるものだったものの、17分に鈴木準弥が決めた先制点は非常に価値のあるものだった。
清水勇人主審がハーフタイムのホイッスルを鳴らした時点で、町田は余裕で2、3ゴールをリードできていたはずだが、後にバイロン・バスケスはそのことを悔しそうに振り返ることになる。
「正直、最初から町田のペースで進んでいたと思います」と23歳は語った。「僕たちは平常心で試合に入れて、いい立ち上がりだっただけに、PK取って、そこから欲を言えばもう1点、2点取れるチャンスはあった」
しかし、後半に入ると立場が逆転する。60分に町の仙頭啓矢が2枚目のイエローカードで退場になり、ガンバに救いの手が与えられた。
「相手はギアを上げて何人かの選手を交代させて、攻め込まれる時間があった中での退場だった」とバスケスは振り返る。「1人減ると4-4-1なのでプレスをかけることができないですし、サイドに逃がすことくらいしかできなかった」
「10人で30分以上プレーするのは本当に大変でした。もちろん1-0で勝ちたかったのですが、失点はフリーキックからだけだったのでポジティブに捉えて次につながる。J1初の貴重な勝ち点だったと思います」
柴戸海も同様に、町田が後半も素晴らしい試合運びを維持できなかったことに残念がっていた。