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明治安田Jリーグの2024シーズンが開幕した。今季も予想外の選手が大ブレイクを果たし、私たちに驚きと興奮をもたらしてくれるだろう。多額の移籍金を残して海外クラブへステップアップする逸材が現れるかもしれない。そこで今回はJリーグから海外へ移籍を果たした選手の中で、その移籍金が高額だった選手をランキング形式で紹介する。※移籍に関する情報やスタッツは『Transfermarkt』を参照。順位が並んだ場合は同サイトの表示順位に準拠。
4位:バレー(ブラジル)
【写真:Getty Images】
生年月日:1982年1月18日
移籍:ガンバ大阪→アル・アハリ・ドバイ(UAE)
移籍日:2008年7月1日
移籍金:600万ユーロ(約8.4億円)
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4位にランクインしたジャデル・ヴォルネイ・スピンドラーは、「バレー」の愛称で親しまれた助っ人外国人FWだ。
ブラジル出身のバレーは、身長190cmの大型ストライカーだ。大宮アルディージャ。水戸ホーリーホックとJクラブを渡り歩いた同選手は、2005年にヴァンフォーレ甲府へ移籍するとチームの攻撃のキーマンとして活躍を収める。相手選手との競り合いに負けない強靭なフィジカルを持っている上にスピードがあるため、対峙するディフェンダーを苦しめ、多くのゴールを奪った。最終的に2シーズン在籍した甲府では、公式戦通算99試合で52ゴールをマークしている。また同クラブには1年目はJ1昇格を、2年目はJ1残留をもたらし、助っ人外国人としての役割をしっかりと遂行した。
そして2007年、バレーは甲府での活躍が認められてガンバ大阪へ完全移籍を果たした。昨シーズンに続いて大暴れし、リーグ戦は20ゴールを記録。このシーズンのJリーグベストイレブンに選ばれている。このランキングで4位にランクインした移籍金600万ユーロ(約8.4億円)は、そのG大阪からUAEのアル・アハリ・ドバイに移籍する時に発生した。同クラブではリーグ優勝を経験している。
Jリーグを去った後はアジアのクラブを転々としていたが、2013年に清水エスパルス、2015年に古巣である甲府に移籍と、再びJリーグに戻ってきている。
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