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明治安田Jリーグの2024シーズンが開幕した。今季も予想外の選手が大ブレイクを果たし、私たちに驚きと興奮をもたらしてくれるだろう。多額の移籍金を残して海外クラブへステップアップする逸材が現れるかもしれない。そこで今回はJリーグから海外へ移籍を果たした選手の中で、その移籍金が高額だった選手をランキング形式で紹介する。※移籍に関する情報やスタッツは『Transfermarkt』を参照。順位が並んだ場合は同サイトの表示順位に準拠。
5位:エメルソン(元カタール代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1978年12月6日
移籍:浦和レッズ→アル・サッド(カタール)
移籍日:2005年7月1日
移籍金:600万ユーロ(約8.4億円)
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年齢詐称、偽名の使用…とピッチ外で複雑な問題を抱えていたものの、FWエメルソンがJリーグ史に名を残す稀代のゴールハンターであることに疑いの余地はない。
エメルソンが来日を果たしたのは2000年のこと。当時J2に所属していた北海道コンサドーレ札幌へ期限付き移籍で加入すると、リーグ戦34試合31ゴールという圧倒的な数字を叩き出した。
そのプレースタイルは”獰猛”。ゴールへの飽くなき執着を感じさせる力強いプレーを見せる。爆発的なスピードと圧倒的な決定力を持っているため単騎で仕掛けてゴールを狙うことができ、対峙するディフェンダーにとってスピードに乗った彼のドリブルを止めるのは至難の技だ。
札幌で活躍した後は、川崎フロンターレへの移籍を経て、2001年の夏に浦和レッズへ加入した。浦和では途中から背番号10を身につけ、2003年にJリーグ最優秀選手賞、2004年にはJ1得点王(26試合27得点)に輝き、それ以外にも数多くの個人タイトルを獲得している。最終的に浦和では公式戦通算129試合に出場し94ゴールをマークした。
Jリーグで助っ人外国人としての役割を十二分に果たしたエメルソンは、2005年にアル・サッド(カタール)へ旅立つ。その移籍金は600万ユーロ(約8.4億円)とされており、Jリーグから世界への移籍で使われた移籍金では破格の額である。
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