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【写真:Getty Images】
熊谷紗希は北朝鮮との試合にアンカーとして起用され、69分まで出場
パリオリンピック2024 女子サッカー アジア最終予選にて、なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)は北朝鮮女子代表と対戦した。なでしこジャパンはスコアレスドローで試合を終えている。この一戦のあと、チームのキャプテンを務める熊谷紗希がインタビューに応じた。
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熊谷は4-3-3(4-1-4-1)のアンカーとして起用され、攻守に重要な役回りを演じた。パスミスや攻撃面でアイデアを出すのに苦労したが、守備面では勝負強さを見せている。69分にピッチから退くまで、中盤の底からチームを支えた。
相手に主導権を握られることも多かったこの試合、キャプテンは課題感を覚えたようだ。後半は後手に回る場面が多かったことについて聞かれると、「自分たちがボールにプレッシャーをかけることができなくなって、守備でマッチアップできませんでした。その中でロングボールを放り込まれて、最終ラインを少し上げるのが遅くなってしまった点は反省しなければなりません」と振り返る。
また、試合展開によって相手が戦い方を変えてきたことについては「自分たちもギアを上げて、前から(プレッシャーをかけに)行かなければならなかったと思います」と述べた。それを踏まえ、攻撃面の課題について「シュート数がかなり少なかったので、相手のゴールを脅かす怖さを出せなかった」と指摘する。
次戦は28日にホーム国立競技場で行われるが、「自分たちがもっと前でプレーできるように、そういったことを準備していきたい」と見据え、「勝つことだけを考えて、パリへの切符を日本の皆さんと一緒にとれるようにしっかり頑張りたいと思います」と意気込みを語った。
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