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残留争い? 降格の危険…。J1リーグ戦力総合評価ランキング【北海道コンサドーレ札幌】補強できたのか? 過去最大級のピンチ

シリーズ:Jリーグ総合評価ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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2月23日、明治安田Jリーグの2024シーズンが幕を開けた。オフの期間には選手の出入りがあり、各クラブはそれぞれ新たな選手を迎え入れている。今回は、開幕を間近に控えたJ1リーグ全20クラブの陣容を分析し、戦力をランキング化した。※情報は18日時点。本ランキングは戦力評価であり、順位予想とは主旨が異なる。

16位:北海道コンサドーレ札幌

北海道コンサドーレ札幌

2023順位:12位
監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ(7年目)

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 ミハイロ・ペトロヴィッチ監督が北海道コンサドーレ札幌に就任することが決まったのは、クラブが久々にJ1残留を決めた2017年12月。1年目に4位に食い込む躍進を見せたが、その後は10位、12位、10位、10位、12位と中位に留まる。直近2シーズンは大きな選手の出入りはなかったが、今オフは実に12人の新戦力を迎えている。

 まず、急務となったのは主力の抜けた穴を埋めることだった。田中駿汰、小柏剛、ルーカス・フェルナンデス、福森晃斗が移籍した。2019シーズンに札幌で13得点を挙げた鈴木武蔵が復帰し、近藤友喜、長谷川竜也というミシャスタイルに合いそうな攻撃的な選手を加えた。髙尾瑠と家泉怜依は最終ラインの有力な候補者になるだろう。福岡大学から加入した岡田大和はタイプこそ違うが福森級の破壊力のある左足のキックを持っている。明治大学から加入した田中克幸も1年目からレギュラーを狙える逸材だ。

 とはいえ、実績だけで見ると戦力は昨季からダウンしていると評価せざるを得ない。移籍した小柏剛や田中駿汰がそうだったように、岡田や田中は1年目から活躍できるポテンシャルを持っているが、果たしてどうだろうか。昨季の成績を上回ることができるかどうかは、指揮官の手腕次第であり、新戦力の活躍に左右される。

【了】

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