UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)最新ニュース
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦1stレグ、ポルト対アーセナルが現地時間21日に行われ、ホームチームが1-0の勝利を収めた。アーセナルからすれば、ホームでの2ndレグが控えているためスコアレスドロー狙いでもよかった試合で、なぜ痛恨の失点を喫して敗れたのだろうか。(文:安洋一郎)
ポルトが1stレグでアーセナルに先勝
【写真:Getty Images】
ポルトがトーナメントに強い理由が凝縮された試合だった。
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昨シーズンにセルジオ・コンセイソン監督率いるチームはスーパーカップ、リーグカップ、国内カップの3つで決勝に進出。その全てで勝利を収めて、カップ戦の3冠を達成している。
これだけ勝負強いのには理由がある。それは相手や試合の重要度に合わせて「堅守速攻」を徹底できるからである。ハードワークが前提のコンセイソン監督のチームの守備練度は極めて高い。それが功を奏して、年明けのプレミアリーグ全5試合で勝利を収め、その中で21ゴールを奪うなど絶好調のアーセナルでさえも食ってみせた。
一方のアーセナルからすると、痛恨の敗戦となっている。ホームでの2nd レグを控えていることを踏まえれば、ポルトのホームで行われたこの試合は、負けなければ御の字だった。しかし、試合終了間際に喫した失点で完全にプランが崩れた。
0-1という結果だけでなく、内容でも完敗で、枠内シュートはまさかのゼロ。ポルトゴールを脅かしたシーンは皆無だったと言っていいだろう。
なぜ、今年に入ってから絶好調だったアーセナルは、1本の枠内シュートも放てずに完敗を喫したのだろうか。