「来たら変わる」3日間のキャンプで行われたメニューとは…
「来たら変わると思う。選手たちで集まるのももちろんいいけど、やっぱりどこかで甘えが出てしまう。本当に良くなりたいなら、こういうところでもう1度自分を奮い立たせてやるのは大事」
3日間に渡るキャンプの1日目は身体づくりを学ぶ時間に充てられた。一般社団法人国際食学協会理事を務める地曳直子氏を招いて行われた講義のテーマは、『サッカー選手に必要な資質の正しい知識』。その後には、柔道整復師でトレーナーの染谷学氏が『怪我のリスクを格段に減らせる正しい身体操作』についての講義を行った。
2日目に行われた初のトレーニングでは、矢野玲フィジカルコーチも加わり、河岸氏の指導の下、『BoS理論』を軸にしたトレーニングも行われた。さらに、午後はハノーファー06で通訳を務めた上藤響氏が『言語の重要性』について講義を行い、矢野コーチ、河岸氏の下で強度の高いトレーニングを実施した。2日目を締めくくる講義では、FIFA Football Agent ライセンスを保持する羽柴弁護士を招き、『サッカー選手をめぐる法律問題』について選手たちは学んでいる。
最終日となる3日目には、トレーニングマッチも行われた。所属クラブも異なり、このキャンプで初めてともにプレーする組合せも多い中で、20分×3本のトレーニングマッチを実施した。
河岸氏は「来年以降もこの場所でやりたい」、鈴木も「すごく充実しているし、楽しい」と話していた。
(取材:Footballcoach、構成:編集部)