11位:セパハン(イラン)
【写真:Getty Images】
監督:ジョゼ・モライス
総市場価値:1170万ユーロ(約16億3800万円)
最高額選手:レザ・アサディー(150万ユーロ/約2億1000万円)
11位にランクインしたのはイランの強豪セパハンだ。セパハンはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の優勝経験こそ無いが、2007年大会では決勝まで進出した実績を持つ。チームに所属している外国籍選手は2名のみで、主力はイラン人選手たちである。
チーム最高金額の市場価値を持つのも、イラン代表のレザ・アサディー(150万ユーロ/約2億1000万円)だ。昨夏に新加入したアサディーは高さと速さ、強さをあわせ持ったFWで、ここまでリーグ戦14試合で8得点3アシストを記録しており、国内リーグの得点ランキングで2位につけている。
そして注目選手は、2021年8月にポルトガルのサンタ・クララから加入し、2022/23シーズンに13得点をあげてリーグ得点王に輝いたFWシャフリヤール・モガンロウ(90万ユーロ/約1億2600万円)だ。今シーズンも国内リーグ戦9ゴールで得点ランキング首位に立っている。アサディーとモガンロウを抱えるセパハンは高い攻撃力を持ち、ここまで15試合で国内リーグ最多となる33ゴールをあげている。
セパハンは決勝トーナメント初戦でアル・ヒラルと対戦している。ヨーロッパでプレーしたビッグネームを多く抱える相手をホームに迎えた第1戦は、先制点を奪うも1-3の逆転負けという厳しい結果に終わった。第2戦で国内最強の攻撃力を発揮して逆境をはね返すことができるか。