12位:ナサフ・カルシ(ウズベキスタン)
【写真:Getty Images】
監督:ルズィクル・ベルディエフ
総市場価値:988万ユーロ(約13億8320万円)
最高額選手:シェルゾド・ナスルラエフ、ボブール・アブドゥハキモフ(90万ユーロ/約1億2600万円)
総市場価値988万ユーロ(約13億8320万円)で12位にランクインしたのは、ウズベキスタンのナサフ・カルシだ。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)での優勝経験も持つ中東の強豪アル・サッド(カタール)をおさえてグループステージを首位通過している。
最高金額の市場価値を有しているのは、クラブの育成組織出身の2名のウズベキスタン代表選手、シェルゾド・ナスルラエフとボブール・アブドゥハキモフだ。共に90万ユーロ(約1億2600万円)の市場価値と評価されている。
ナスルラエフは攻撃面で高い能力を持つ左サイドバックで、2023シーズンはリーグ戦25試合出場2ゴール5アシストの成績を残している。精度の高いクロスが武器で、ACLグループステージのアル・サッド戦でも左サイドから放ったクロスがアシストとなった。
アブドゥハキモフは今冬に加入したFWで、ベラルーシのエネルゲティク・BGUミンスクに在籍していた2022シーズンに26ゴールをあげてリーグ得点王に輝いている。アル・アイン(UAE)とのACL決勝トーナメント第1戦では早速スタメン出場したが、前半に決定機を逸するなどして無得点に終わった。アウェイで戦う第2戦では得点力を発揮したいところだ。ベスト8進出には生え抜き選手たちの活躍が鍵となる。