14位:PFCナフバホール・ナマンガン(ウズベキスタン)
【写真:Getty Images】
監督:サムヴェル・ババヤン
総市場価値:850万ユーロ(約11億9000万円)
最高額選手:オディルジョン・ハムロベコフ(120万ユーロ/約1億6800万円)
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のプレーオフでアル・ワクラ(カタール)に勝利して本戦出場権を獲得したPFCナフバホール・ナマンガン(ウズベキスタン)が、総市場価値850万ユーロ(約11億9000万円)でランキングの14位につけている。クラブに在籍する選手は22名であり、これは決勝トーナメントを戦うクラブの中では最小人数だ。
その中で最高金額の市場価値を持つのが、今冬に国内強豪のFCパフタコール・タシュケントから移籍してきた守備的MFオディルジョン・ハムロベコフ(120万ユーロ/約1億6800万円)だ。ウズベキスタン代表でも中盤の要としてプレーし、AFCアジアカップ2023準々決勝のベスト11にも選出されたハムロベコフにかかる期待は大きいだろう。
また、注目選手は同じくウズベキスタン代表のMFジャムシド・イスカンデロフ(85万ユーロ/約1億1900万ユーロ)だ。司令塔として攻撃を牽引し、ACLグループステージでは6試合出場2ゴール3アシストの成績を残した。アシスト面での貢献が大きい選手だが高いシュート能力も持っており、グループステージのムンバイ・シティFC(インド)戦では見事なミドルシュートで先制点を奪った。
国内タイトルも1999年以来獲得したことがないナフバホール・ナマンガンは、今大会ではダークホースとしての位置付けである。サウジアラビア国内リーグの昨シーズン王者アル・イテハドとの第1戦は互いに枠内シュート1本と決め手を欠き、0-0のドローに終わった。昨夏に“爆買い”を行ったサウジ勢相手に、第2戦ではどのような戦いを見せてくれるのか注目だ。