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アジア 10か月前

アジア最高額クラブは? ACLクラブ市場価値ランキング9~16位。Jリーグクラブの順位は…

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

15位:バンコク・ユナイテッドFC(タイ)

バンコク・ユナイテッド
【写真:Getty Images】


監督:トチャワン・スリパン
総市場価値:670万ユーロ(約9億3800万円)
最高額選手:バッセル・ジラディ(45万ユーロ/約6300万円)

 15位にランクインしたのはタイのバンコク・ユナイテッドFCだ。総市場価値は670万ユーロ(約9億3800万円)となっている。バンコク・ユナイテッドは約3倍の総市場価値を持つ韓国の全北現代モータース(1955万ユーロ/約27億3700万円)を退けてグループリーグを首位突破した。

 クラブ最高金額の市場価値を持つのは、昨夏に加入して背番号10を与えられたレバノン代表MF、バッセル・ジラディ(45万ユーロ/約6300万円)だ。デンマーク出身のジラディは同国のU21代表でプレーした経験があり、強いフィジカルとテクニックを併せ持っている。ミドルシュートも得意としており、AFCアジアカップ2023のタジキスタン代表戦では、左サイドから見事なコントロールショットでゴールを奪った。

 ジラディに次ぐ市場価値を持つのも外国人選手たちで、ウィレン・モタ、マフムード・イード、ヴァンデル・ルイスの3名が40万ユーロ(約5600万円)と続いている。

 タイ人選手で最高金額の市場価値を持つのはタイ代表GKパティワット・カマイ(35万ユーロ/約4900万円)だ。アジアカップでは3試合でスタメンとして起用されて高いパフォーマンスを発揮し、グループステージ無失点での突破に大きく貢献した。バンコク・ユナイテッドでもここまでリーグ戦17試合で8失点の堅守を支えている。

 横浜F・マリノスとの決勝トーナメント初戦は試合終盤までリードされながらも、後半アディショナルタイムにマフムード・イードのゴールで2-2のドローに持ち込んだ。アウェイゲームとなる第2戦では持ち味の守備力を発揮して勝利することができるか。

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