9位:FC東京
2023順位:11位
監督:ピーター・クラモフスキー(2年目)
シーズン途中にアルベル監督が退任し、ピーター・クラモフスキー監督を招聘したFC東京は、昨シーズンを11位で終えた。クラモフスキー監督の続投が決まった今季は、即戦力を加えている。
GKヤクブ・スウォビィクがチームを去ったが、AFCアジアカップに出場した野澤大志ブランドンとV・ファーレン長崎から復帰した波多野豪が正GKの座を争う構図に。アダイウトンと渡邊凌磨が抜けた攻撃陣には遠藤渓太と小柏剛、荒木遼太郎という頼もしいタレントが加わった。中盤には原川力が完全移籍という形で残留し、品田愛斗が復帰、アルビレックス新潟の主力だった高宇洋が加入してレベルアップに成功している。
最終ラインの顔ぶれはほとんど変わらず、それ以外のポジションはパワーアップに成功したと言っていいだろう。戦力的には言い訳が許されないくらいのものが揃った。あとはクラモフスキー監督が彼らを巧くマネジメントしていくことができれば、優勝争いに食い込む可能性も生まれてくる。