横浜F・マリノス
ブラジル人フロント3を維持したということは、横浜F・マリノスが依然としてJ1で最高の攻撃力を持っていることを意味するが、チームは昨シーズンよりも強くなっているようには見えない。 ハリー・キューウェル新監督もまだ監督としての実力を証明する段階にあり、もしマリノスが本格的にタイトルが手の届く位置にたどり着いたとしたら、少々驚くべきことといえる。
湘南ベルマーレ
キム・ミンテの残留は嬉しいだろうが、大橋祐紀の喪失は大きいようだ。その穴がどれだけ大きなことになるかは、湘南ベルマーレがジュビロ磐田に在籍した2020~21年版(J2・32得点)とアビスパ福岡の2022~2023年版(J1・8得点)のルキアンのどちらと契約したかによって決まる。今年もまた、残留をかけた1年となりそうだ。
アルビレックス新潟
重要な選手だった高宇洋と三戸瞬介の退団は痛手だが、宮本英治と長谷川元希は頼もしい代役であり、松橋力蔵のスタイルに快適にハマりそうだ。最終的に必要とされる得点源として小野裕二が収まることができれば、アルビレックスは中位に確実に定着するはずだ。