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2023/24シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)が現地時間13日に再開する。冬の移籍市場も終わり、ベスト16に生き残った各チームの現在の戦力は気になるところだ。今回は、各チームの戦力を4項目(攻撃力、守備力、選手層、勝負強さ)に分けて数値化(各25点の100点満点)し、ランキング形式で紹介する。
【写真:Getty Images】
13位:レアル・ソシエダ(スペイン)
監督:イマノル・アルグアシル(6年目)
23/24欧州CLグループリーグ成績:3勝3分0敗(2位)
戦力値:71(攻撃力18、守備力17、選手層16、勝負強さ20)
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13位には日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダがランクインした。イマノル・アルグアシル監督率いるチームは、昨季のラ・リーガで4位と躍進し、今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも3位のベンフィカと勝ち点8も離して余裕の決勝トーナメント進出を決めている。
しかし、昨季と比較をすると調子がいいとは言えないのが現状だろう。深刻なのがストライカーの得点力不足で、エース候補として期待されたナイジェリア代表FWウマル・サディクはリーグ戦でわずか2ゴールに留まっている。同じくリーグ戦で2ゴールを決めていたスペイン人FWカルロス・フェルナンデスがシーズン最終盤までの離脱が確定しており、ライプツィヒから加入しているポルトガル代表FWアンドレ・シウバに関しては怪我で出遅れた影響もあり一度もゴールネットを揺らせていない。
一方でスペイン代表FWミケル・オヤルサバルと久保の両WGは、頼れないストライカーの代わりに攻撃面で確かな貢献度を誇っている。しかし、12月中旬からは得点力不足が露呈。日本代表MFがAFCアジアカップ2023出場のため1ヶ月ほどチームを離れていたことも影響し、直近のラ・リーガ8試合ではわずか3ゴールに留まっている。その間の勝利はわずか1と、チームはあからさまに調子を落としてしまった。
この期間で失点が少ないのは唯一の救いで、久保がチームに戻って来たのは間違いなくプラスに働くだろう。この日本代表MFは復帰戦となったオサスナ戦では得点にこそ絡めなかったが切れ味鋭いドリブルで多くのチャンスを演出していた。しかし、この試合でも深刻な得点力不足が露呈。21本のシュートを放ちながら無得点に終わっている。“日本の至宝”は苦しむレアル・ソシエダの前線に活気を取り戻すことができるだろうか。
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