フットボールチャンネル

五輪3連覇の夢早くも途絶える。「フラストレーションが溜まった」U-23ブラジル代表監督がパリ五輪予選敗退を嘆く

text by 編集部 photo by Getty Images

サッカー各国代表 最新ニュース

U-23ブラジル代表
【写真:Getty Images】


U-23ブラジル代表がパリ五輪予選敗退

 CONMEBOLプレオリンピックトーナメント・ファイナルステージ第3節U-23ブラジル代表対U-23アルゼンチン代表が現地時間11日に行われ、アルゼンチンが1-0の勝利を収めた。この結果により、アルゼンチンが本戦に出場、五輪2連覇中のブラジルが予選で敗退となってしまった。



今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
月額720円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]


 4チームで争うファイナルステージは上位2ヶ国に出場権が与えられる。ブラジルは第1節のU-23パラグアイ代表戦で0-1の敗戦となったが、第2節のU-23ベネズエラ代表戦では2-1の勝利を収め、1勝1敗の2位で最終節を迎えた。一方、アルゼンチンは2試合連続のドローでブラジルを迎え撃った。

 南米の強豪同士の一戦は両者一歩も引かず。両チーム得点がないまま、試合は終盤に突入する。均衡が破れたのは78分。左サイドからバレンティン・バルコがクロスを送ると、ルチアーノ・ゴンドウが頭で合わせてゴールネットを揺らした。結局これが決勝点となり、アルゼンチンが勝利を収めた。

 ブラジルの五輪3連覇の夢がここで途絶えた。U-23ブラジル代表を率いたラモン・メネゼス・ウブネル監督の試合後のインタビューをブラジル『globo』が掲載。指揮官は「我々は悲しみと共に大会を去ることになった。ゴールを奪うことができなかったからだ。責任を感じている」とコメントしている。

 2チームという狭き門を突破しなければいけない五輪予選について、同監督は「とても難しい大会。2枠しかない。フラストレーションが溜まり、嫌な大会だった。ここにいる全ての者がここで起こったことに苦しんでいた」と嘆いた。それでも「しかし、今は前を向くしかない」とも語っている。

 前回大会王者が予選で敗退したパリ五輪本戦は、果たしてどんな大会になるのだろうか。

【関連記事】
サッカー最新FIFAランキング1位〜100位。日本代表の順位は?
アジア最高額の国はどこだ! サッカー代表チーム市場価値ランキング

【了】

scroll top
error: Content is protected !!