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Jリーグプレシーズンマッチ『いばらきサッカーフェスティバル』が10日に行われ、鹿島アントラーズは1-0で水戸ホーリーホックを下した。ランコ・ポポヴィッチ監督を招聘して再出発を図る鹿島は、この試合で変化を見せている。中でも、大卒ルーキーの濃野公人は期待を抱かせるパフォーマンスを披露した。(取材・文:元川悦子)
鹿島アントラーズの再出発
鹿島アントラーズは再出発を図るべく、かつて大分トリニータを皮切りに、FC町田ゼルビア、FC東京、セレッソ大阪とJリーグ4クラブを指揮したランコ・ポポヴィッチ監督を招聘した。昌子源や荒木遼太郎が抜け、外国人選手も揃って入れ替わるなど大きな変革があったため、今季の動向を懸念する声も少ない。
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先月の宮崎キャンプ中には、今季から10番を背負う柴崎岳、エースFW鈴木優磨の両看板選手が揃って負傷。若きDFの柱・関川郁真もケガに見舞われただけに、今季初のお披露目試合となった2月10日のいばらぎサッカーフェスティバル・水戸ホーリーホック戦のメンバー構成が注目されていた。
指揮官が送り出したのは非常にフレッシュなメンバーだった。まず前線に新加入FWアレクサンダル・チャヴリッチとベテラン・土居聖真を抜擢。ボランチにはこれまで長くFWをやっていた知念慶をコンバートし、樋口雄太と組ませる形を採った。さらに最終ラインも、プロ2年目の津久井佳祐をセンターバック(CB)に据え、右サイドバック(SB)に関西学院大から加入した1年目の濃野公人を起用しており、新顔たちのパフォーマンスが注目された。
この日の鹿島は序盤からいいリズムでボールをつなぎ、主導権を握った。中盤の知念も大きな展開やパス出しを披露。チームに新たなエッセンスをもたらした。