南野拓実 最新ニュース
【写真:Getty Images】
サポーターが喜びを爆発させてピッチ乱入
クープ・ドゥ・フランス(フランス杯)ラウンド16、ASモナコ対FCルーアンが現地時間8日に行われた。試合は1-1でPK戦にもつれ込み、モナコ7人目のキッカーの失敗により3部に所属するルーアンが準々決勝に駒を進めた。フランス紙『レキップ』はこの試合を「狂気の沙汰」と表現して伝えている。
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クープ・ドゥ・フランス準々決勝進出をかけた重要な試合で、スタメンに起用された南野。フランス杯では、先発メンバーの背番号は1番から11番を着用しなければならない規定の関係で、南野は普段の18番とは異なり10番を背負って出場していた。
南野は開始4分にいきなりゴールネットを揺らしたものの、味方選手がオフサイドを取られてしまい惜しくもゴールは認められなかった。モナコは、34分にFWフォラリン・バログンがペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。これを自ら決めて先制を果たすものの、前半アディショナルタイムにセットプレーからクレマン・バザンに同点ゴールを決められてしまった。
モナコは60分に3枚替えを実施。南野もここで交代となった。90分で決着はつかず、試合はPK戦へと突入する。
モナコが後攻となったPKではGKラドスワフ・マイェツキが4人目をストップして、5人目のバログンが決めれば勝利の状況だったが相手GKに止められてしまう。結局7人目のキッカーが失敗してしまい、モナコは3部チーム相手にまさかの敗退という結果になった。
同紙は「スタッド・ロベール・ディオションは熱狂的な雰囲気に包まれ、至る所で爆竹が鳴り響いた」と現地の様子を伝えた。また、「PKでの勝利が決まると喜びを爆発させたサポーターはピッチに雪崩れ込んだ」と報じている。
【了】