15位:前田大然
生年月日:1997年10月20日(26歳)
最新市場価値:650万ユーロ(約9.1億円)
所属クラブ:セルティック(スコットランド)
23/24リーグ戦成績:17試合3得点2アシスト
前田大然はヨーロッパで市場価値を高め続けており、現在は650万ユーロ(約9.1億円となっている。
前田は横浜F・マリノスに所属していた2021シーズンにJ1・36試合出場で23得点を記録し、2022年1月にセルティックへ移籍した。当時の市場価値は110万ユーロ(約1億5400万円)で、約2年で市場価値をほぼ6倍にしたことになる。
2022/23シーズンのリーグ戦で前田は8得点を記録した。ある程度の結果を残しているとはいえ、横浜FM時代ほどのインパクトはない。それでも、コンスタントに起用されているのは、チームにとって有益な存在だからだろう。
アジアカップ準々決勝のイラン代表戦でも、前田の貢献は光っていた。前田の先発起用には懐疑的な見方もあったが、いざ試合が始まると、抜群の存在感を放っている。特に攻撃から守備の切り替えが見事で、周囲が少しでも足を止めていると、前田がプレスバックしていた。現代サッカーにおいてトランジションは非常に重要な要素であり、それを高速でこなせる前田は、起用する監督にとって大事な選手だろう。