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Jリーグ 10か月前

一体どこへ行った!? Jリーグを退団した外国人選手10人の去就。2023シーズン限りで日本を去った助っ人たち

text by 編集部フォーカス photo by Getty Images

MF:ディエゴ・ピトゥカ(ブラジル)

ディエゴ・ピトゥカ

【写真:Getty Images】


生年月日:1992年8月15日(31歳)
前所属クラブ:鹿島アントラーズ
2023リーグ戦成績:31試合3ゴール1アシスト
現所属クラブ:サントスFC(ブラジル)

 鹿島アントラーズの中心選手だったディエゴ・ピトゥカは、この冬にJリーグを離れた選手の1人だ。

 ピトゥカは2021年にブラジルの名門サントスから鹿島へ完全移籍で加入。鹿島には昨季まで3シーズンにわたって在籍し、公式戦通算109試合8ゴール11アシストという素晴らしい記録を残した。シーズン途中である昨年7月にサントスが事前契約締結を発表し、この冬、その契約通りフリー移籍で古巣クラブに帰還している。

 サントスでは1月21日に行われたボタフォゴ戦で先発して移籍後初出場を果たした。この試合では同じくJリーグで活躍したジョアン・シミッチ(この冬に川崎フロンターレから加入)と共に中盤を形成し、勝利に貢献している。その後も現在まで、公式戦5試合連続で先発に名を連ねている。

 サントスは昨季の最終節で敗れたことにより、クラブ史上初の2部降格が決定。サポーターが暴徒化し、地元警察が出動する事態となった。屈辱的な状況から早く脱するために、今季は1部昇格が至上命題。ピトゥカにはベテランとして若手に経験を伝えると共に、熱い闘争心でチームを引っ張ってもらいたい。

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