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Jリーグ 10か月前

一体どこへ行った!? Jリーグを退団した外国人選手10人の去就。2023シーズン限りで日本を去った助っ人たち

text by 編集部フォーカス photo by Getty Images

MF:ジョアン・シミッチ(ブラジル)

JOAO SCHMIDT

【写真:Getty Images】


生年月日:1993年5月19日(30歳)
前所属クラブ:川崎フロンターレ
2023リーグ戦成績:30試合1ゴール1アシスト
現所属クラブ:サントス(ブラジル)

 名古屋グランパス、そして川崎フロンターレで活躍したジョアン・シミッチは、この冬に母国ブラジルのクラブでプレーすることが決まった。

 アンカーやダブルボランチの一角を主戦場とする同選手は、2019年2月にアタランタ(イタリア)から名古屋へ完全移籍で加入した。名古屋では公式戦通算62試合に出場し、2021年1月に川崎Fへ移籍。同クラブでは公式戦通算109試合に出場し、J1リーグ優勝(2021シーズン)と天皇杯優勝(2023シーズン)の2つのタイトルを獲得している。

 川崎Fは昨季終了後の12月10日にシミッチが契約満了に伴い、チームを退団することを発表。貴重な戦力としてチームを支え続けたブラジル人は名門サントスへ移籍することを決断した。

 そのサントスは昨季クラブ史上初めて2部に降格。今季は勝ち点を積み重ねて、是が非でも1部昇格を果たさなければならない。左足から放たれる正確無比なパスが今季のJリーグで見られないことは残念だが、名門クラブ再興を目指すシミッチの挑戦を見守りたい。

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