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Jリーグ 10か月前

一体どこへ行った!? Jリーグを退団した外国人選手10人の去就。2023シーズン限りで日本を去った助っ人たち

text by 編集部フォーカス photo by Getty Images

FW:アレックス・シャルク(オランダ)

Alex Schalk

【写真:Getty Images】


生年月日:1992年6月7日(31歳)
前所属クラブ:浦和レッズ
2023リーグ戦成績:7試合1ゴール2アシスト
現所属クラブ:ADOデン・ハーグ(オランダ)

 数こそ多くは無かったが、アレックス・シャルクのゴールは鮮烈でダイナミックなものが多い印象だ。

 2022年3月に浦和レッズに加入したシャルクは、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022の山東泰山戦で移籍後初ゴールを決めた。後半からピッチに立つと、53分に味方からの絶妙なグラウンダークロスを流し込み、76分には直接フリーキックを沈めて、一気に2ゴールを奪っている。

 昨季は、第6節柏レイソル戦で72分から途中出場すると、その約3分後に相手ディフェンダーの背後を取って豪快なフィニッシュ。その直前のプレー(GK西川周作から丁寧にボールを繋いで前進していった過程)を無駄にせず、しっかりとフィニッシャーとしての役割を果たした。浦和では最終的に公式戦33試合に出場して9ゴールを記録するのにとどまったが、与えられた出場機会を無駄にせず、持ち前の高いシュート技術でゴールネットを揺らしてきた。しかし、契約満了をもって今オフに同クラブを離れ、ADOデン・ハーグ(オランダ)へ移籍している。

 すでに新天地ではリーグ戦第32節エメン戦でアシストを記録。今のところ後半途中からの起用がメインであり、スーパーサブとしての役割を担っている。昨季12位でシーズンを終えたチームは現在好調を維持しており、第24節終了時点でその順位は2位。3シーズンぶりの1部昇格に、シャルクがここぞという場面で見せる決定力は不可欠だ。

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