DF:ラミン・レザイアン(イラン代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1990年3月21日(33歳)
所属クラブ:セパハン
AFCアジアカップ2023成績:5試合0得点0アシスト
33歳となったラミン・レザイアンだが、彼は全く衰えることを知らないようだ。素晴らしいパフォーマンスだった2022年のカタールワールドカップに続いて、AFCアジアカップ2023でも確かな存在感を発揮している。
良質なキックが持ち味のイラン代表の右SBは、カタールでプレーしていた際に背番号10を背負うなど、大の攻撃参加好きで知られる。PKキッカーを務めたことも相まって2桁ゴールを記録した経験もあり、久々の母国復帰となった昨季も7得点8アシストとWG並みの成績を残した。
今大会も不動の右SBとしてフル稼働しており、日本代表との準々決勝でもセットプレーのキッカーとして危険なクロスをボックス内に届け続けた。守備が得意なタイプではないが、かと言って苦手というほど穴になることはない。近年は怪我も少なく、常にパフォーマンスが安定している印象だ。
レザイアンは母国イラン以外にもベルギーとカタールでプレーしており、海外生活の経験も豊富である。Jリーグは過去にイラン人選手がプレーしたことがないため、移籍のハードルが高いことは百も承知だが、ぜひとも日本で見たい選手の一人だ。