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海外サッカー 10か月前

次に呼ぶべき! サッカー日本代表に推薦したい選手5人。さらなるレベルアップに必要? 楽しみな実力者たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:三戸舜介(みと・しゅんすけ)


【写真:Getty Images】


生年月日:2002年9月28日(21歳)
所属クラブ:スパルタ・ロッテルダム(オランダ)
23/24リーグ戦成績:3試合1ゴール0アシスト

 初めての海外移籍、そのうえリーグデビュー戦で、ゴールネットを揺らしたこの男には期待を抱かずにはいられない。

 現在21歳の三戸舜介は、2023シーズンのJ1リーグ終了をもってアルビレックス新潟からオランダ1部スパルタ・ロッテルダムへ完全移籍。チームが親善試合やカップ戦を含め4試合勝ちなしの状況下、リーグデビュー戦(第17節フォルトゥナ戦)で先発に抜擢された。この試合で前述のとおり鮮烈なデビューゴールを挙げる。相手センターバックとサイドバックの間に生まれたスペースに走りこんだ三戸は、味方選手のスルーパスを引き出してワンタッチシュート。一瞬のスキを突いた動き出しと抜群の加速力を活かしてゴールネットを揺らした。

 この試合ではゴールシーン以外にも、積極的にパスワークに絡み、様々なエリアに顔を出して攻撃の潤滑油になっていたのが印象的だ。スピードや体幹の強さといったフィジカル面だけでなく、選手が密集した中央とスペースのあるサイドどちらでも違いを作れるテクニック面が光った完璧なデビュー戦だったと言えるだろう。最終的にチームは2-0で勝ち点3を掴んでいる。

 まだ移籍から1か月も経っていないため、今後の活躍を引き続き見守っていく必要はあるが、Jリーグで結果を残し21歳で既にこのレベルにある三戸は、日本を背負って戦うのに十分な能力を持っている。このパフォーマンスを維持できれば、おのずと声はかかるはずだ。

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