3位:冨安健洋
生年月日:1998年11月5日(25歳)
最新市場価値:3000万ユーロ(約42億円)
所属クラブ:アーセナル(イングランド)
23/24リーグ戦成績:12試合1得点1アシスト
冨安健洋は、日本代表のDFとして最高額の3000万ユーロ(約42億円)という市場価値が付いている。
日本代表の守備の柱である冨安は、対人能力が高いだけでなく、全体をコントロールする統率力も高い。アジアカップ第2戦のイラク代表戦では後半スタートから投入されると、下がりがちになっていたディフェンスラインを一気に上げ、戦術面でもチームに大きな影響を与えている。さらに、足元も正確で、並のセンターバックであればおおざっぱに蹴り出してしまいたくなるボールを味方につなげることができる。
冨安は所属するアーセナルで主にサイドバックを担当している。それも、左右どちらもこなすことが可能だ。センターバックでもサイドバックでも、そのときにチームが求めていることを把握するインテリジェンスと、それをこなせる能力がある。アジアカップ準々決勝のイラン代表戦は後半にかなり押し込まれたが、冨安がいなければもっと早く守備が決壊していても不思議ではなかった。