三笘薫は先発で使いたいが…
主将の遠藤航はここまでフィールドプレーヤー唯一となる全試合フル出場を果たしている。当然ながら疲労の蓄積が懸念点として挙げられるが、代えが効かないのは事実。相棒に推す守田英正や他のチームメイトがどこまで負担を減らせるかが大きなカギとなりそうだ。
伊東純也が離脱となった右サイドは堂安律と久保建英の2択となるが、ここでは後者の先発を推薦。所属するレアル・ソシエダでも証明している通り、久保には変幻自在なドリブルとアイデアがある。サイドから違いを作り出すという点で堂安より優れているのは間違いない。
バーレーン代表戦で今大会初出場を果たした三笘薫はピッチに立った直後から積極的に仕掛けるなどさすがのドリブル技術を披露し、相手を恐怖へと陥れていた。しかし、本来なら先発で使いたいところだが、負傷明け間もないことを踏まえると、まだ無理はさせない方がいいだろう。流れを変える切り札としてとっておき、中村敬斗を先発で起用したいところだ。
久保を右サイドに推薦したため、トップ下は南野拓実としたい。初戦のベトナム代表戦以降、得点とアシストこそないものの、バーレーン代表戦など良い動きは見せている。また、CFに推薦する上田綺世はボールを収められるタイプで、南野との相性は良さそう。イラン代表の守備を崩すならば、ボックス内での働きに期待できる人材を多く置くのも一手だ。