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日本代表 10か月前

ヒーローは誰だ!サッカー日本代表、バーレーン戦全選手パフォーマンス査定。MVPに選んだのは…【アジアカップ2023】

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images

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サッカー日本代表DF冨安健洋

【写真:田中伸弥】


冨安健洋(背番号22)
バーレーン代表戦:フル出場
評価:A

 インドネシア代表戦に続いて、細かいラインコントロールで守備陣を完璧に統率した。バーレーン代表FWユスフの裏への抜け出しには3度のオフサイドを誘って消し、相手陣内からのロングボールには跳ね返すだけでなく、味方に繋げてマイボールにした。1対1の場面でも相手FWをシャットアウト。ロングフィードの精度はイマイチだったが、最終ラインからの組み立ての部分では重要な役割を担った。

板倉滉(背番号4)
バーレーン代表戦:フル出場
評価:B

 今大会では初の冨安健洋とのスタメン起用で堅守を披露。相方とともに相手の攻撃をオフサイドで止めるのと、下がりながら対応するのを上手く使い分けて、流れの中からほとんどバーレーン代表にチャンスを作らせなかった。冨安とのコンビでイラク代表では物足りなかった安定感が戻った。

毎熊晟矢(背番号16)
バーレーン代表戦:フル出場
評価:A

 右SBながら2ゴールに絡む圧巻のパフォーマンスを披露した。保持時に久保建英が左サイドに流れてチーム全体の重心が左サイドに傾いた際にはボランチの位置まで絞り、リンクマンとして機能。この絶妙なポジショニングが功を奏したのが、先制点に繋がるミドルシュートのシーンだ。バイタルエリアから元FWらしい強烈な一撃を放った。守備でも安定感があり、警告を受けたが堂安律との関係で相手の左サイドを封じた。

中山雄太(背番号19)
バーレーン代表戦:フル出場
評価:B

 グループリーグ第3節インドネシア代表戦よりも安定したパフォーマンスを披露した。左WGの中村敬斗が相手のマークに苦しんだことで効果的な攻撃参加はあまり見られなかったが、守備の部分では高い貢献度をみせた。地上戦、空中戦ともに安定しており、デュエル勝利数(9)とデュエル勝率(69%)はどちらもチームトップだった。

町田浩樹(背番号15)
バーレーン代表戦:80分 IN
評価:出場時間短く採点不可

 80分に堂安律と代わってピッチに入ると、同時に5バックへとシステム変更。守備固めの役割を与えられた。短い出場時間で特にミスはなく、シュートブロックで相手の攻撃を防いだ場面もあった。

菅原由勢(背番号2)
谷口彰悟(背番号3)
伊藤洋輝(背番号21)
バーレーン代表戦:出場なし
評価:なし

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